interview

私は県外出身ですが、大学時代を石川県で過ごし、地域の温かさにふれ、このまま石川で就職したいと思うようになりました。

就職活動での軸は二つあり、一つは石川県に根ざし、地域の人々に貢献できる企業・業務であること、もう一つは女性が働きやすい職場環境が整っていることでした。そういった軸で企業を絞り込んでいき、最終的に「社会貢献」を理念に掲げ、予防医学事業を推進する石川県予防医学協会に魅力を感じ志望しました。当協会の女性職員の育休取得率と育休後の復帰率は100％。時短制度も取り入れられているので、女性が長く安定して働ける環境が整っています。

医療分野の資格も知識もないところからのスタートで、入職後は健診の流れを学んだ後、内部研修では視力などの検査と受付の業務に必要な技能や知識を身につけ、2年目から受付を一人でこなせるようになりました。3年目以降は受付・検査に限らず仕事の幅を広げています。

現在は、主に施設内での外来健診で受付業務に携わるほか、検査スタッフとして身長・体重、視力、聴力、腹囲、尿検査等の検査を担当しています。基本として大切にしているのは、正確かつスピーディに検査・受付を行うことです。加えて、新しい検査を担当するときや難しい受付がある際は予習しておくこと、受診者様が安心して、気持ち良く健診を受けていただけるよう笑顔で接し、丁寧に説明することを心掛けています。担当できる検査が増えたり、難易度の高い受付ができるようになったりしたときに、自分の成長を感じてうれしくなります。

受診者様と接する中で、多くのやりがいを感じます。受付や検査を担当した受診者様から「ありがとう」という言葉をいただけたときもそうですし、「ここで検査を受けてがんが早期発見できた」というような話を聞かせていただくと、健康増進に貢献しているという実感があります。

人間関係が良いという点では、ここで働いて良かったと日々実感しています。どの部署の方も優しく、分からないことがあっても質問しやすい雰囲気なので、医療の知識がないところからスタートする人でも安心して仕事をすることができます。

私の所属する外来運営グループは、他のグループと比べて人数は少なめですが、その分みんな仲良く和気あいあいとしています。個人的には一番活気のあるグループだと自慢に思っています！尊敬できる先輩方と頼もしい同期に囲まれ、とても働きやすい職場です。

今後は、今担当している仕事の質をより高めていくことに加え、先輩方のように広い視野で行動できるようになりたいです。イレギュラーな事態がおきても慌てず、柔軟に対応できる力も磨きたいですね。