interview

学生時代、化学を専攻していた私ですが、就職したのは異分野の企業でした。やはり化学に関係する職場で働きたい…という思いが強くなる中で、当協会の環境検査部の採用情報を見かけ、食品検査や水質検査といった事業内容に興味を持ちました。
私は事務職なので直接検査に携わるわけではありませんが、お客様からの検査に関する問い合わせに対応したり、検体の受付をしたり、結果書を発行・発送したりといった業務を通じて、検査をサポートしています。特に検査品の受付は、検査の「入口」であり、そこで対応する職員の印象がお客様の信頼や満足を得る上で重要なポイントになると思っています。検査については、とりあえず検査をして欲しいという方から専門的な知識をお持ちの方まで、さまざまなお客様がいらっしゃるので、臨機応変に、お客様と同じ目線で考えて対応するよう心掛けています。

シンプルですが、お客様に喜んでいただけることが、この仕事のやりがいです。多くのお客様は「できるだけ早く検査結果を出してほしい」というご要望をお持ちですので、検査結果が出次第、速やかに報告できるよう段取りをしています。
直近の目標としては、業務の効率化と生産性向上を進めること、より大きな目標は、全てのお客様に「相談して良かった」と満足していただくことです。検査に関する知識を深め、どのような検査をすべきか相談にいらっしゃったお客様に対して、提案ができるようになりたいですね。食品は生活に欠かせないものですから、検査を通じてお客様の企業価値向上のお手伝いをすることはもちろん、その先にいる食品を口にする県民の皆様の安全・安心の貢献ができればと思っています。

私たちの部署は別棟ということもあり、他の部署（健診、診療部門）と日常的な関わりは比較的少なめですが、その分、部署内のコミュニケーションは密度が濃いと感じます。上司や先輩に相談しやすい環境ですし、チーム内でも、チーム間でも、しっかり情報共有ができていると思います。
当協会では、人々の健康づくりに関わる幅広い業務を行っています。職員は福利厚生の一環として、予防接種や、項目が充実した職員健診を受けることができます。私自身は、業務を通じて食品の知識を得たことで、スーパーなどではパッケージに表示されている栄養成分表示を見て「健康のために食べるものを選ぶ」という習慣もつきました。福利厚生制度の面でも、気の持ち様の面でも、自分の健康管理に意識が向くのは、ここで働く大きなメリットだと思います。