interview

石川県予防医学協会のことを知ったきっかけは、当協会で保健師として働く同級生に再会したことです。前職を退職し、社会貢献度が高い仕事がしたいと再就職先を探していたタイミングだったので、事業内容や職場の雰囲気について詳しく話を聞き、私もぜひそんな環境で働きたいと思いました。
2002年に入職し、総務部と業務部での業務に携わりました。その後、産休・育休を取得し、2年前に今度は臨床検査部の事務職として職場復帰をしました。現在は、腸内細菌検査や血液検査の検体の受付、依頼データの取込みや入力、結果処理、検査の補佐などを担当しています。基本的な作業はひとりで出来ますが、イレギュラーな事項に対処するにはまだまだ勉強不足のため、その都度周りの人に助けてもらいながらやっています。

総務部と業務部で事務の経験を積んできた私ですが、臨床検査部は特に専門性が高い部署なので、新たに学ぶことがたくさんあり、日々刺激を受けています。検体を直接手にとったり、大切な検査結果を扱ったりと、緊張を伴う作業も少なくありませんが、協会の事業に直接的に貢献できることにやりがいを感じています。当たり前のことですが、間違いがあってはならないので、一つひとつの業務に集中し、丁寧に検体や結果を扱うように心がけています。
業務は多岐にわたりますが、１日の業務内容や業務量ははっきりしています。自分でスケジュールを立て、優先順位を決めて仕事を進めることができるので、滞りなく進むと達成感が感じられます。

ここで働いてよかったと思うのは、自分自身のキャリアアップということもありますが、部署の垣根を越えて、仕事のこと、子育てなどプライベートのことを相談できる先輩や同僚に出会えたことが大きいです。今の職場で同じ業務を担当する仲間も子育て中の父親なので、「子どもが急な体調不良で…」といったときも理解があり、快くサポートしてくれます。制度の面でも風土の面でも、そして女性も男性も、育児と仕事を両立しやすく、働きやすい職場だと感じています。
臨床検査部の事務として配属されてからまだ日が浅いので、一日でも早くひとり立ちし、部署でなくてはならない存在になりたいです。また、私がここまで来ることができたのは、多くの先輩方や同僚の理解と協力があったからこそだと感じているので、次は自分が後輩を支える側になりたいですね。