interview

地域に根差し、医師として多くの方の健康増進に貢献したいという気持ちから、石川県予防医学協会への入職を希望しました。
当協会は、地域に貢献するという理念に基づき、さまざまな事業を行っています。一例として、健康診断であれば、協会施設内で実施するほか、石川県のほぼ全域において、お客様先に検診車にてお伺いする巡回健診も行っており、地域のニーズにお応えしています。また、施設内に予防医学クリニックを併設していることから、健診結果に基づき精密検査や診療を行っています。県民の皆さまに安全で安心いただける体制を整え、私たち医師にとっては、予防医学事業全般に携わることができ、大変やりがいもある環境だといえます。

現在は主にクリニックの外来診察、内視鏡検査、人間ドックの診察を行っています。そのほかに超音波検査、画像読影も担いますし、スケジュールにおいては巡回健診の診察を担当することもあります。担当する業務は曜日により調整していますが、月曜日を例にあげると一日の流れは以下のようになります。
8:30～11:00：内視鏡検査
11:00～12:00：読影業務
12:00～13:00：昼休憩
13:00～14:00：読影業務
14:00～16:00：外来診察
16:00～17:00：書類作成
コミュニケーションスキルも医師が習得すべき技術の一つだと考えます。 患者様に向き合う際は、ご自身の健康管理に少しでも関心を持っていただけるよう、丁寧に分かりやすく説明することを心掛けています。

「地域に貢献したい」という希望を持って入職した私ですが、実際に仕事をする中で、外来診察、検査、読影など、さまざまな場面で地域の方々の役に立っているという実感があります。部署や職種を超えてスタッフ同士の連携がとりやすく、和気あいあいとした職場であるということも、働く上での満足度アップにつながっていると思います。
当協会は「人間ドック健診専門医」、「検診マンモグラフィ読影認定医」、「消化器内視鏡専門医」などの専門認定研修施設であり、これらの資格取得のための要項を満たしています。専門医を取得して症例を積み、内外からの信頼を得ながらキャリアアップしていける環境が整っています。私自身も精度の高い健診・人間ドックを心掛け、地域医療に貢献しつつ、医師として成長していきたいと考えています。