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石川県予防医学協会では、健康診断を通じて疾病の予防・早期発見に貢献するだけでなく、食や環境に関する検査を通じて「食の安全・安心」をサポートしています。
私自身は、食中毒事故を防止するために食品安全コンサルティング業務全般に携わっています。具体的には、食品製造事業者様や業界団体様向けの食品安全に関する講習会の講師業務、食品製造現場での各種検査、食品安全マネジメントシステム（FSMS）に関する第三者認証の取得支援が主な業務になります。当協会は、FSMS規格の1つであるJFS-A/B規格の登録監査機関ですので、適合証明事業として監査・証明書発行・維持向上までの一貫した食品安全のしくみづくりまでをサポートしています。

私たちは、地域に密着した小規模な飲食店、世界をマーケットにしている食品製造メーカー、6次産業化に取り組まれている農水産業法人など、さまざまなお客様を訪問し、食中毒予防や異物混入防止のための衛生点検や講習会の開催、FSMSの適合証明取得のためのコンサルティングを行っています。製造する環境によって衛生管理の手法は異なりますから、現場を訪問する際は常に教えていただくという姿勢が大切になります。
業務を通じてお客様の食品安全レベルが向上し、お客様から「生産効率が上がった」「社内の意識が変化した」「お取引先が増えた」といったポジティブな変化のフィードバックをいただけたときは、本当に嬉しく、この職に就いて良かったなと思います。「食品安全の相談は、やっぱり石川県予防医学協会」と多くの食品事業者様に思っていただけるようになりたいですね。

環境検査部の各業務は、学生時代には学ぶ機会の少ない分野だと思います。入職後に十分な時間をかけてノウハウを学び、経験を積んでいけるので安心してください。チームで業務を進めていくので、専門的なフォローも充実しています。
配属後はHACCPの知識を習得しながら、各食品事業者様に出向いて食品の収去検査、衛生検査・点検の実施、報告書の作成、結果報告会の実施を担当します。その後、経験を積みながらFSMSに関する知識を習得し、資格を取得して、適合証明事業に関する各種業務に携わります。
専門業務に関する講習会への参加や資格取得は積極的に奨励されています。一方で時間外勤務は少なく、休暇の申請も出しやすいので、プライベートの予定も立てやすいです。働きがいも働きやすさも得られる環境です。